8. 登録対象の絞り込み

「登録対象の絞り込み」とは,ucodeやそれに紐づけた解決先情報や表形式データをキーとして,6: 「ucode解決先情報の登録」に表示する発行ずみucodeを絞り込む機能です.本ページでは,絞り込みの方法を説明します.

メニューエリアにある「ucode解決先情報登録」リンクをクリックすると,「登録対象の絞り込み」という項目が表示されます.これをクリックすると登録対象の絞り込み画面が表示されます(図 23).

図23 登録対象の絞り込み画面


登録対象の絞り込みでは,検索条件として,以下の項目を利用することができます.条件として複数の項目を指定した場合,すべての条件を満たす(AND)検索になります.

ucode

ucodeをキーとした検索です.完全一致か範囲指定のどちらかを指定できます.

発行日

ucodeが発行された日付を条件とした検索です.

最終更新日

ucodeに紐づけられた情報(解決先情報)を最後に更新した日付を条件とした検索です.

解決先情報

ucodeに紐づけられた情報を条件とした検索です.

まず,解決先情報の種別を「文字列」「URL」「表形式データ」のラジオボックスから選択します.「文字列」「URL」を選択した場合,ラジオボックスの右側に検索条件となる文字列を入力します(図 24).「表形式データ」を選択した場合,ラジオボックスの右側にkey-value型データを検索するための表が表示されますので,そこに検索条件としたい項目を入力します(図 25

検索条件の入力方法については,8.2: 「条件の入力方法」で後述します.

図24 登録対象の絞り込みの「解決先情報」入力欄(解決先情報が「文字列」「URL」の場合)


図25 登録対象の絞り込みの「解決先情報」入力欄(解決先情報が「表形式データ」の場合)


条件の入力方法は,項目の型によって異なります.以下,ucode,文字列,日付,数値のそれぞれの型に対して,入力方法を説明します.

「完全一致」「上限値」「下限値」のテキストボックスには,ucodeを入力してください.

7: 「ucodeのラベル出力」で印刷したラベルに書かれている,ucodeの下8桁など,入力値の長さが8文字以上32文字未満の場合,ucoderはucodeの下位値が与えられたものとみなし,先頭部分を補います.たとえば,入力値が01234567である場合,頭24文字を補って00001C00000000000001000001234567というucodeが指定されたものと見なします.

「完全一致」欄にucodeを入力した場合は,入力したucodeの解決先情報のみを抽出します.範囲指定の場合は,ucodeを128ビット数値と見て比較したときの下限値(From)と上限値(To)を指定し,その範囲に含まれるucodeの解決先情報を抽出します.

たとえば,下限値を00001C00000000000001000001000001,上限値を00001C00000000000001000001000005として検索すると,次のucodeのうちログインしているユーザ自身が発行したものが検索されます.

  • 00001C00000000000001000001000001

  • 00001C00000000000001000001000002

  • 00001C00000000000001000001000003

  • 00001C00000000000001000001000004

  • 00001C00000000000001000001000005

下限値と上限値のどちらかを片方のみ指定してもかまいません.

たとえば,図 26のように入力すると,以下のすべての条件を満たすucodeを検索します.

  • ucodeが00001C00000000000001000001000000から00001C000000000000010000010000FFまでの範囲にある(両端含む)

  • 2009年6月10日以降に発行された

  • 表形式データの「価格」が500以下である

この例では,表形式データの「品名」欄にucodeという文字列を入力しています.また「購入日」には日付が入力されています.しかし,これらの右端にあるプルダウンメニューから条件を選んでいないため,「品名」,「購入日」は検索条件になりません[5]

図26 登録対象の絞り込みの例




[5] 検索条件にしたくない項目の右端にあるプルダウンメニューを,一番上の「--条件を選択してください--」に設定してください.